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LOVE

昨夜は、ご近所Aさんのお茶の先生のお宅で開催された
クリスマス会(のような集い)に、飛び入り参加させて頂きました。

私が到着した頃は、宴もたけなわって感じで、みなさんアルコールが良い具合に入り、
とても楽しい雰囲気でした。
そして、先生もさることながら、集まった7~8名の生徒さんたちの美しいこと!
物凄い美人率に、「なんなんだろう、ここの教室は・・。」と、胸がざわざわとしました。

食事も一通り済んでから、
先生が、とっておきの黒い樂茶碗を見せて下さいました。
いつだったか、Aさんから時価ウン百万円と聞いていた茶碗。
桐箱から紐を解かれて現れたその姿は、以外にも、とても愛らしいものでした。
高台はごく低く、胴は、チューリップの花の蕾が少しだけ開きかけたような膨らみ具合で、
値段云々ではなく、自然と両手で持って大切に扱いたくなるような素敵な姿・形をしていました。
ぽわっしたものがこみ上げてきて、見とれてしまいました。

先生は、
「新しくて使いやすい器ももちろん良いと思う。古いから良い、っていうのも違うし。
 この器が、値段分の価値があるかのかって言われたら、正直、私は分からないですよ。
 でも、何百年も大切にされてきたってことを思うと、そこは、ロマンを感じてしまいますねぇ。」
と、ゆったりと仰っていました。

美しい先生と素敵なお茶碗。

ぎらぎらしなくたって、価値のある骨董を愛でていくことは出来るのだなあ、と、嬉しい気持ちになりました。
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by tohki-hirao | 2006-12-24 19:37

出張報告 その①

先週は、水・木・金と、2泊3日で沖縄に旅行に出掛けました。
ここ何日かは、雪塩ちんすこうを食べながら、楽しかった沖縄旅行のことを思い出したり
しています。

暑かった沖縄。大好きな沖縄。

仕入れを兼ねた旅行ではありましたが、ゆとりのあるスケジュールを組んでいたので、
今回は初めて、国際通り周辺を時間をかけて散策しました。

友人Fと国際通り沿いにあるアジア雑貨店で物色していたところ、修学旅行生と思われる
女子高生から「ああ、もう、自分のペースで買い物がしたい」という、嘆きのコメントが漏れ聞
こえ、二人で、こっそり微笑み合いました。
ここのお店では、790円のワンピースを、Fとお揃い(型違い)で買い求めてしまいました。
ちょっと女子高生気分復活です。
淡い紫色の花柄の模様のワンピース。暑くなる頃、ちゃんと思い出しますように。

散策を開始して数時間経過後、「原宿だってさ、裏にいいお店がたくさんあるやん。」
と、行った事もない裏原宿論を掲げて、裏通りを歩きました。

喉がからから、脚もお疲れ!
そんな丁度良いタイミングで、とても素敵なお茶屋さんに出会いました。

私が頼んだ氷ぜんざいも、Fが頼んだジンジャーエールも、新鮮で嬉しい美味しさでした。
そのお店の氷ぜんざいは、記憶とか、その食べ物への固定概念に囚われて作った味では
なく、「これがこんな味だったら美味しい」と、店主の方が思い描いて作り上げた味、という
印象がしました。
カキ氷の上にかける蜜って、本当はこんな風に甘くない方が美味しいんだね、と、発見させて
もらいました。

道路を挟んで向い側に緑の濃い公園がある、水色の木枠のドアの小さなお茶屋さん。
また一つ、沖縄に行く楽しみが増えました。

*Tohkiでは、只今、吉田健宗さんの作品展が好評開催中です。

 12月28日から大嶺工房と読谷村焼きの器、大嶺工房出身の増田良平さんの作品が、
 たくさん並びます。お楽しみに。
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by tohki-hirao | 2006-12-20 15:22

「タム君」

先週の金曜日は、ご近所Kさんのお誘いで、漫画家のウィスット・ポンニミットさん、
ことタム君のライブへ行きました。

ウィスット・ポンニミットさんは、76年生まれのタイ人の青年で、2003年から、神戸に留学し、
漫画やアニメーションの発表、ピアノライブの活動を行っているそうです。
私は、よしもとばななさんの小説「なんくるない」の、素敵な表紙の絵を描いた人、ってこと
くらいしかほとんど知りませんでした。

ですので、始まるまでは、アニメのライブって、一体どんな感じ?と思っていました。

ライブは、無声のアニメーションの映像に合わせて、タム君がピアノの生演奏を行う、
という形式で進んでいきました。
笑いあり、センチメンタル有り。
総じてドラマチック!
タム君本人は、すっとした印象のする、とてもきれいな青年でした。

タム君のアニメや漫画は、タム君の日常であったり人生観の表現だというのに、
あまりにも他人事とは思えなくて、心臓がいちいちキューっとなることの連続でした。

家族や兄弟、動物や恋人や友人、
自分と周りの人たちとの間に流れるものを、そのまんま取り出して見せられたとしたら、
私の人生だって、案外、こんな風に温かかったりするものなのかもしれないなあ。
ライブが行われている間、ただ切なくなるだけじゃなく、
希望が持ててくるような気持ちが、ムクムクと沸いてきたのでした。
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by tohki-hirao | 2006-12-11 16:42

「嬉野温泉」

「あと一週間以上痛みが続いたら、病院に行こう。」と思っていた腰の痛みが、
今朝目覚めると、すっかり無くなっていました。

一昨日浸かった嬉野温泉の効果があったのかもしれません。

名前は忘れましたが、石造りの大きなお急須から、お湯がトボトボと注がれるという、
なんとも嬉野的な露天風呂のある旅館で、二人の友人と寛ぎました。

紅葉には遅く、なまず様にも、よこ長の温泉豆腐にも辿り着けなかったけれど、
帰りの車中でのブルーハーツ熱唱ドライブのおかげで、大宰府インターを降りる頃には、
満足感でいっぱいでした。
ヒロトのボーカルを歌いたい気持ちをグッとこらえて、マーシーのコーラスのところで
熱唱、というのが、気持ちよくなるポイントだなあ、と再確認の旅でありました。
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by tohki-hirao | 2006-12-08 11:48

「さとがえるコンサート」

昨夜は、ご近所Aさんと、矢野顕子さんのライブ「さとがえるコンサート」を観に出掛けました。

矢野さんのバンドでのライブを観るのは久し振りだったので、とても楽しみでした。

もう、とにかく素晴らしかったのですが、くるりの「青い空」の演奏がショッキングな
格好良さでした。
私の体は、その曲の演奏の間中、足首から肩までは鳥肌が立ち、掌と脇の下は汗を
かいてベタベタ、という牡蠣にでもあたった時のような状態に。

ほとんど毎日のように聴いていた時期もあった「青い空」なのに、
この曲の素晴らしさを、私はほとんど分かってはいなかったのだなあと、
三人の演奏を聴きながら、思いました。

演奏が進むに連れて、私の隣の席のご婦人の指の動きが、ちょっぴりエアピアノっぽく
なっていきました。斜め前に座っていた男性は、「David」の時、(多分)はらはらと涙を流して
いました。「ラーメンたべたい」の演奏が終わった瞬間には、後方から「たまらんっ!!」と、
男性の叫び声が。
私は、大人しく聴いていましたが、どの人の気持ちも「う~ん、分かるよっ!」と思ったのでした。

矢野顕子さんが作る音楽は、
曲も、歌も、演奏も、どれも同じくらい素晴らしくて、そのことは普段から充分分かっている
というのに、目の前で演奏されると、その都度、ブルブルっとなって、改めてしびれさせられるところが、
やっぱりすんばらしかったです。
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by tohki-hirao | 2006-12-01 16:34